2008年05月17日

星の王子さま。

先日鴨次郎さんからいただいた『星の王子さま』を読み終わりました。
 080517.JPG
 著作 : アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
 翻訳 : 内藤濯(ないとう・あろう)

僕が“王子さま”みたいなイメージだったから持ってきて下さったそうで☆
鴨次郎さん、僕と会ってビックリ!しちゃっただろうねぇ ^^;
だって、僕なんか“王子さま”どころかただの“オ(ウ)ジサマ”だもんねぇ(笑)。
“う”があるとないとでは大違いヽ( ´ー`)ノ
こんなくだらないダジャレが思い付いちゃう時点で完全にオヤジ化しているというウワサもありますがΣ( ̄□ ̄lll)

冗談は顔だけにして(←ほっとけ!・笑)、せっかくの機会なのでじっくり読んでみましたよ。

実は『星の王子さま』ってちゃんと読んだことがありません。
たぶん子供の頃に教科書か課題図書か何かでほんの一部だけ読んだ(読まされた)ことはあるのかもしれないけれど、内容その他は全く記憶に残っていません ^^;
ただの子供向けの絵本だと思ってたしねぇ…。

しかし、読んでみてビックリ。

いや〜 深いね。
実に深い。
「深い」なんていう陳腐な言葉で感想を言うのは、まるで何も考えていないみたいで気が引けるんだけど、これ以外に適当な言葉が見つからないんだからしかたがない ^^;
実に深いと思う。

巻末に“小学6年、中学以上”って書いてあるけれど、いやいや、もっと年齢を重ねた人が読んでもおかしくない本でしょうこれって。
僕みたいに35歳のオッサン(笑)が読んでも感じるものがあるんだから…。
これは小学生や中学生に解からせようとしても難しいんじゃないだろうか。
高校生や大学生でも厳しいかもしれない。

…あ、僕は「子供に読ませても意味がない」ということが言いたいわけではないので誤解なきよう ^^;
子供の頃からこういう本に触れさせることは大切だと思うし、たとえその時は意味がよく理解できないとしても、頭の片隅に残っていればいつか「あ!あの本に書いてあったことってこういうことだったのか!」と気付くことだってきっとあると思うんです。
こういうことってすごく大事なことだと思うんだよねぇ。
ほら、「親父の小言と冷酒は後で効く」って言うじゃありませんか(笑)。
僕も三十路に入る前後にこの言葉の重み(?)を噛み締めましたもん。
…あれ?なんか違う? ^^;

『星の王子さま』は子供だけでなく、いろいろな人生経験を積んだ大人たちにも通用する本だと思いました。
決して説教臭い(教訓めいた)文章ではないのに、不思議と心に響くところがあるんですよね。
どの部分が心に響くかは人それぞれだと思うけれど、きっと何か心に響くところがあるはずです、年齢は関係なく。

逆に、『星の王子さま』を読んで心に何も響かない人っていうのはどうなんだろう…。
人間として終わってる、なんて言ったら言い過ぎかしら ^^;
でも、今の世の中、そういう人のほうが大手を振って生きているような気がするんですよね。
無神経というか鈍感というか。
人の気持ち、他人の痛み、人間関係の機微、そういうものに無頓着すぎる人が多いというか。
そういう人に限って人生を謳歌している(ように見える)のが気に入らないわけ。

だからって別に僕が人の気持ち、他人の痛み、人間関係の機微などを完全に理解できているというわけではありませんから ^^;
まだまだです。
ただ、僕はいくつになってもそういうことに無頓着な人間にはなりたくない(というか、ならないように気を付けたい)と思っているのです。